数学ではX=1と定めたらそれは永遠と定義されます。
途中からやっぱり、X=2ね!などと気まぐれなことをしようものなら採点する先生方の苦労も大変でしょう。
プログラミングではX=1として使われたりX=2として再定義されたりすることなどよくあります。
これがまた数字ではなく、X="Hello"などと文字を代入できてしまうこともあるのでとにかく何が正しいのか迷うことも多々あります。
これはそもそも、変数には寿命があることが起因しています。
簡単に言うのであれば変数の寿命はカッコからカッコまでということです。
カッコのブロック内を超えてしまうと変数の有効期限が切れてしまうということです。
実例で申し上げますと、以下二つの関数があったとするとfunc A ( )の持つXとfunc B ( ) の持つXは全く別物となることです。以下のカッコ{ }を抜けるとXの寿命が終わるということです。
func A( ) { x=1; }
func B( ) { x=2; }
私はこれを知らずに当初、Xという記号を使ったらYなどの別の記号を使うようにしていたため、実はiPhoneアプリCatch Questionsの変数には大量の記号が羅列してしまっています。
今となっては、直すのが面倒臭くなってしまったため、そのままにしておりますが、ちょっと変更を加えたい時などはその意味を一つ一つ思い出すのがちょっと大変です。
ただ、Xcodeには便利なショートカットキーがあります。
Command + クリック
変数にカーソルを当ててこのショートカットキーを使うと変数の定義のところへジャンプしてくれるので大分助かっております。
私のような数学的な感覚で大量に変数を定義してしまった方は是非このショートカットキーを活用しましょう。
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